特に夏場のシーズンに発生するケースがあります。
発生要因としては、原則として当該機器の顔検知は正面から検知させた物を想定しておりますが、
横顔を検知した際、通常は一番体温のわかりやすい額(おでこ)の部分の温度を基準に検知致します。
正面からであれば問題なく検知される場合であっても、
横顔を検知させた際には、特にその背景が高温の屋外となっているケース等は額の位置に重なって外気温の高温(例えば38℃)を検知してしまい、"その人の額の体温が38℃"と検知してしまう場合があります。
これを防ぐためには設置位置を調整して頂き、
・出来るだけ正面からのみ計測する。
・サーマルカメラや顔認証端末の前は横切らないよう導線を作る
・窓やガラスのドア等の正面を避けて設置する
等によって改善する見込みがございます。
顔検知設定の設定範囲を狭める事でも対策は可能ですが、正常な場合の検知精度も下がってしまう恐れがございますので、
こちらは原則推奨しておりません。